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【燃費向上!】HONDA-FREED HYBRID(GB7)を25km/L前後に!基礎編

燃費向上間違いなしのコアユーザー向け燃費向上術〜基礎編〜(Freed HYBRID+,Freed hybrid,i-DCD)

どうもこんにちは!まろんです!今回はタイトル通り、車の燃費向上について考えていこうかなと思います。
記載している私の燃費は

こんな感じです。全体の平均は18.3km/Lとなっておりますが、私の平均は25.4km/Lということでブログタイトル通り25km/Lに改善していける方針を立てられたらなーと思い書いております。燃料費向上中(インフレ)の今、改善策を打ち続けましょう!

今回のメニューはこんな感じ

1我が愛車の簡単な説明
2燃費向上のための施策
3愛車の解剖学

目次

今なぜ燃費向上化が必要なのか?

燃料費の向上…

ここ最近、ガソリン代が値上がりしており政府が補助金を出したり、燃料費の高騰を抑える動きもありますが、それでも値段が上がっていき、今現在(2023/06/16)は160円前後で経過されております。非常に高いですね。

石油製品価格調査の結果

(令和5年6月14日(水)14時公表)

○6月12日(月)時点のガソリン等の店頭現金小売価格調査の結果は以下のとおり。

【調査結果】

(レギュラーガソリン)

169.3円/㍑

・前週の168.7円と比べ0.6円/㍑の値上がり (4週連続の値上がり)

(軽油)

 149.2円/㍑

・前週の148.6円と比べ0.6円/㍑の値上がり (4週連続の値上がり)

(灯油)

   111.6円/㍑  2,008円/18㍑   

・18㍑価格は、前週の2,001円と比べ7円の値上がり  (4週連続の値上がり)

【直近1ヶ月の動き】

【ガソリン小売価格の都道府県別の動き】

 

○次回は6月19日(月)時点の価格を調査し6月21日(水)14時に公表予定。

https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/doc/230614.doc

引用してきました政府の統計情報です。ほとんどの都道府県で横ばい〜値上がりしております。レギュラーで170円代は一昔前のハイオクですら超えていますね。(ハイオク買っておけばよかったです。)

また、ウクライナ情勢やコロナ等で経済の停滞も関わってるのかなー(適当)。

自給できるわけではないガソリンは周りの状況に流されやすいですね。価格の安定性では脆すぎて…考えたくはないですね。

まとまりのない話となってしまってますが、私は通勤で車を使っているのでなるべく、ガソリン代を減らし通勤費として出ている9000円程度を守り抜きたいわけです。ちなみに現在4000円程度で収められています。勤務先の駐車場料金5000円と合わせて±0でございます。

エコでお財布に優しい運転を目指して燃費向上に向けた解剖をやっていきましょう!

我が愛車はこれだ!

さて、車の燃費を語る上で一番大事なのはどんな車なのか?ここ最近はガソリン車以外にもHYBRID車や電気自動車があります。ガソリン車やHYBRID車はこのブログを読む事で燃費向上に大きく貢献できます。電気自動車は少し早くに立つかなーと思います。

燃費向上の前に…

このブログでは免責事項にも記載のあるように自己責任でお願いします。ドライブは道交法に加え安全運転を行うことが大大大前提ですのでよろしくお願いします。では見ていきましょう!

車種

まず初めに私の現在(2023/06/16時点)で28km/L程度を誇っております。その車はHONDA-FREED HYBRID(型番:GB-7)です。(以下フリードorフリードハイブリッド※断りなければフリード=フリードハイブリッド)

ガソリンと電気を合わせた燃料機関となっております。仕組みは

ガソリンの爆発(エンジンを回転させて)で

①運動エネルギーを取り出し車を動かす
②爆発の余剰分を電気エネルギーに変えてバッテリーに蓄電
③アクセル操作で電気のみで走行(重要)

となっております。

メーカーが出している燃費(理想値)は?

メーカーが出している所謂カタログ燃費はJC08モードで28km/L(27.4km/L),WLTCモードで20.8km/Lとなっています。

JC08モードとは暖気(エンジンの温め)から市街地・郊外を想定した試験場で測定された値です。実燃費に近いと言われております。(実燃費と乖離がありすぎて草生えそうですが。)

WLTC(世界統一試験サイクル)モードとはJC08モードよりより厳しく、実燃費に近い値が出るように「渋滞」や「信号待ち」「高速道路」「市街地」「郊外」を平均運転時間等を用いて出された値となります。

わかりやすい画像を下に添付しておきます。(参照サイト: 燃費表示が10・15モード、JC08モード、WLTCモードと変化したのはなぜですか? | JAF クルマ何でも質問箱)

JC08モード・WLTCモードの解説画像

と言われてもWLCTモードも基本的にはある状態を想定して出された値ですので実燃費との差に乖離があるのも事実。ここでe燃費サイトのGB7の実燃費を見てみましょう。

2023年6月現在のヒストグラムとなります。投稿数は単純計算で5000程度でしょうか。データとしては十分で中央値は17km/Lといった印象ですね。

私はこの前27km/Lでしたのでトップ10%には入っていそうな気がします。

それではそんな私がどのようにして燃費を上げているのか、基礎編として解説していきます!

基本的な燃費向上方法

燃費向上術でググると色々出てきます。例えば

①無駄な暖気をしない
②急加速・急発進・急停車をしない
③エアコンを使わない
④タイヤの空気圧の調節

etc…

みなさんも見覚えがあるのではないでしょうか?
上記事項は私も守っています。真夏はエアコンつけたりしますが、気温30度前後で風があれば窓開けて走るくらいはしてます。※大量の発汗は集中力を奪うので脱水に注意しながらドライブをしましょう!

また、坂道では加速はせず、現状の速度が維持できるようアクセルワークに注意することがガソリン車・HYBRID車・電気自動車に共通して言えることなのかなと思います。

上記を踏まえた上でフリードの基礎

ここからが本題!フリードはガソリンと電気で走ります。エンジンの名前はHONDA i-DCDというエンジンで7速変速型となっております。(HONDA公式サイト:i-DCDの詳細)

画像だと以下のような様子です。頭の片隅に入れておいてもらえれば大丈夫です。

余談ですがホンダ・フィットハイブリッドにも搭載されていたものになります。基本設計は同じですがソフトウエア上で少々設定が変わるようです。当ブログは、冒頭でもお伝えしている通り、ホンダ・フリードハイブリッド(GB7)についての解説ですのでフィットオーナーの方はご参考までに。

このエンジンの走行方法は

①ガソリンのみ
②電気のみ
③ガソリン+電気
④ガソリンで走って充電する

という4つの特徴があります。

この特徴覚えておいてください。燃費向上を考えるならば、ガソリンで走るのはナンセンス!

そのほかの特徴として、バッテリーが一定以上充電されるとガソリンのみの走行になります。ガソリンのみの走行って巨大なバッテリーを乗せてるただの重いガソリン車になるだけでガソリン車より燃費悪いです。
また電気走行(以下,EV走行)に切り替わらないこともあります。(誰かがEVならない病とか言ってましたね)

なるべく上記の②をベースに③と④をうまく使っていくのでこのフリードのエンジンの仕組みとなっております。

初めに断るべきでしたが

この車、残念なことにソフトウエア上で燃費の良いシステムにはなっておりません。

運転手が意図してEV走行に切り替えない限り燃費向上にはつながりません!

では、意図的にEV走行に切り替えるとはどういうことなのか。説明していきます。

EV走行に切り替える方法とは

先にもお話ししましたが、このフリードは7速変速型のエンジンを積んでおります。
何も考えずアクセルを踏む場合、停車から発進は1速、エンジン負荷がつくと2速へシフトアップ、そして3速…と加速していきます。HONDAのi-DCDの公式サイトにエンジンの仕組みがわかる動画がありましたのでリンクをつけておきます。

5速のEV走行イメージ動画です。

ここで大事なのは、

EV走行するのは1足3速5速7速奇数段で走行している時EVに切り替わります。

愛車の解剖学

上記を踏まえた上でさらに燃費を向上させるテクニックをご紹介しましょう。

余談

今まで触れてきませんでしたがフリードには「econ」ボタンが付いています。納車の時、onになっていると思います。トリップメーター付近に緑でecoと表示されていればOKです。

この「econ」ボタン、何を持ってエコなのかというと、アクセルを踏んだ際に「EV走行に入りやすくしてくれている」だけだと推測されます。(調べたらしっかり「省燃料運転をしやすく制御している」とあります。参考リンク)

econ」がoffだと簡単にエンジンが始動するので燃費を考える上では「econ」は常にonのままでいいと思います。

全てを踏まえて

まずは燃費を向上させるためにEV走行になるように心がけましょう。一般道で速度制限がなければ基本的に時速30km以上でアクセルを緩めるとEV走行に切り替わりやすいです。

このEV走行に切り替わるように意識して運転するだけでも燃費は20km/Lを越えると思います。
ただし、夏季ですとエアコンを使用しての運転が想定されますので記事タイトルの25km/Lを越えるのは難しいかも…ですが年間通して平均25km/Hは目指せると確信しております。

初めはEV走行に切り替わったかわかりにくいですが、ガソリンからEV走行に切り替わることを視覚的にわかる要素としてマルチディスプレイを活用する方法もございます。
マルチディスプレイとは以下引用した画像をもとに解説します。

引用元はこちら

マルチディスプレイの見方も大事なので解説します。

上の画像の「高電圧バッテリー残量/パワーフロー/エンジン作動表示」(以下、A)「瞬間燃費表示/平均燃費表示/航続可能距離表示」(以下、B)を見てください。

A画像の解説

Aの画像は「バッテリー」→「タイヤ」に向かって青色の線が出ていればEV走行となっております。「タイヤ」→「バッテリー」に向かって緑色の線が出ていればエンジンブレーキで充電されている状態になります。(上記「エンジンの仕組み」でいう②の状態)
この状態の走行はEV走行に切り替えできており、バッテリーも余力がある状態であると考えられます。

Aの画像で「エンジン(画像の一番上にあるアイコン)」から「タイヤ」には青色の線、「バッテリー」に緑色の線が出ていればガソリン走行しながらバッテリーに充電している状態(上記「エンジンの仕組み」でいう④の状態)。
この状態の走行は経験則の推測ですが、停車から発進・加速の時で変速機が奇数段で走行している時となります。

Aの画像で「エンジン」から「タイヤ」、「バッテリー」から「タイヤ」に青色の線が出ている場合、ガソリン+EVを使用して走行しています。(上記「エンジンの仕組み」でいう③の状態)
この状態の走行はあまりないのですが、場合としては坂道を登ってる時などのエンジンの高負荷がかかり燃費悪化になりかねない時、バッテリー残量があればガソリン+バッテリーで少しでも燃費悪化を防ぐようにしているんじゃないかなと思われます。

最後に「エンジン」から「タイヤ」に青色の線が出ている場合、ガソリン走行となります。(上記「エンジンの仕組み」でいう①の状態)
この状態の走行はエンジンの変速機が偶数段にある時になります。

B画像の解説(こっちの方が燃費向上になるかも)

このインフォメーションは瞬間平均燃費を表しているのですが、見方によってはこれから車がこれからEV走行に入るよって合図が見えやすくなります。

この画面にして走行して貰えば一目瞭然です。まず、停車から発進・加速する際(アクセルの踏み方は優しく緩やかに踏んだ場合)、このインフォメーションは60km/Lまで増えてエンジンがかかると同時に15km/L前後に下がると思います。

車の速度が安定してアクセルを軽く緩めると(場合によってはアクセルを緩めなくても)瞬間平均燃費が急にふっと25km/Hへ上がります。アクセルをそのままにしておくとスッと60km/LとなりEVに切り替わると思います。

アクセルは完全に緩める(足をアクセルから完全に離す)のではなく足先で軽く踏んでおくのがポイント!

ここは実践あるのみなので安全に注意してやってみてください。

究極のテクニックは1速→3速へ繋ぐ方法!

最後にご紹介するテクニックは上級テクニックとなります。今まで説明してきた方法で運転に慣れてきて安全もバッチリという方に推奨します。(この車、実は省エネ運転心がけるだけで安全運転になるんですよねー。)

もう何度もフリードを運転している方ならお気づきだと思いますが、停車から発進・加速にかけて、アクセルの緩やかに優しく踏み初めるとEV走行だけどすぐにエンジンがかかっていることにお気づきだと思います。

エンジンのシステム上、1速はEV走行可能なのでアクセルをゆっくり踏むとEV走行なのですが、もう少し踏み込むとエンジンに負荷がかかりガソリンを使ってエンジンを回し2速へ切り替わりすぐ3速に変わります。

このシフトアップを2速部分をすっ飛ばすとエネルギーロスを減らせるので燃費向上に役立ちます。どういうこと?と思われると思うので詳しく解説します。

シフトアップした段階で前の段は空回転してしまい、エネルギーロスになるのです。ガソリンを爆発させて2速目を回しているとしましょう。エンジンは負荷がかかりすぐに3速に切り替わります。2速はそもそもバッテリーと接続されていないので、ガソリン走行となります。

一般道の市街地走行を考えると3速EV走行がメインで理想は5速で走らせた方がエネルギー効率がいいです。

自転車でギアのついたものに乗ったことがあればわかると思いますが、軽いギアで走った方が少ない力で走れるのと同じで、理想は5速EV走行がエネルギー効率が良いわけです。

さて、話が少しそれましたが、1速から3速に繋ぎかえる方法は2パターンに分かれます。下り坂のパターン平地パターンです。まずは下り坂から。

下り坂はすごく簡単!
ゆっくりアクセルを踏みエンジンがかからない程度でアクセルを踏んで一定角度でキープ。時速15~18km程度になると3速へ切り替わります。
切り替わりの判断は音と少し車体がシフトアップした時揺れます。切り替わったらアクセルをもう少し踏み込んでエンジンがかからなければOK。
徐々に速度アップしてください。3速に変われば加速もしやすいはずです。

平地は精神との戦いです。
切り替え方法は上記と同じでアクセルをゆっくり踏んで(本当に少しでOK。角度で言うと10度も踏まないんじゃないかな…体感は5度くらい)切り替わりが分かれば法定速度まで加速して行って車の流れを良くする。

注意があるとすれば時速12〜14kmの時が一番シビアで、ちょっとだけでもアクセルを踏みすぎるとすぐにエンジンがかかってしまうこと。後続者がいなければマイペースにやれば良いと思いますが、初めのうちは車が遅すぎてプレッシャーに負けてアクセル踏んでエンジンかかっちゃうこともあります。

燃費を上げるなら根気良くこの「1速→3速」繋ぎかえを取得する必要があります。安全第一で取得に励んでください。

まとめ

今回は我が愛車のHONDA-フリードハイブリッド(GB7)を燃費25km/L程度に上げよう!の基礎編ということで解説していきました。燃費を上げる基礎マインドとして

  • エンジンを無駄にかけない
  • EV走行を心がける(意識してEV走行に切り替える)
  • ガソリンだけで走らず充電もできるようにギアを考える
  • 1速→3速繋ぎができれば世界が変わる

などあげてきました。すべての項目で言えるのは安全運転で余裕を持って燃費向上させていきましょう。ということです。割とこの項目守るだけで急発進や急加速の予防にもなるし1速から3速に繋ぐのも歩行者待ちながらゆっくり加速(慣れてからやってください。)で思ったより行けたり、応用範囲は広いです。

今後、応用編やOBDでデータ収集したものを分析してより燃費向上に役立てる知識をまとめていこうと思っております。

今回は第1弾と考えていただけたらと思っておりますので、是非今後もお付き合いいただけたらと思います。

最後まで目を通してくださりありがとうございました。当記事の共有や拡散していただけると幸いです。またコメントやお問い合わせも併せて頂けると今後の糧になりますので

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この記事を書いた人

どうもこんにちは!marronです!看護大を卒後、地域病院で6年勤め2023年は二人目の娘に恵まれ現在育休中。育休を機にブログ再開。趣味のカメラやPC関連の研究ができたらいいなーと思っております。

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