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HONDA FREED HYBRID(GB7)におけるEVならない病の研究

どうもこんにちは!まろんと申します!このブログの読者ならお馴染みだと思いますが、ホンダ・フリードハイブリッド(GB7)について研究や解説をしています。

今回はエンジンスタート後、暖気終了し時速50~60kmになってもEVに切り替わらない(EVならない病(12以下「EVならない病」と統一))現象について研究していこうと思います。最後までお付き合いいただけたら幸いです。

目次

言葉の定義

まずは言葉の定義…暫定ではございますが、設定しないことには研究ができませんので定義づけします。

定義(暫定)

EVならない病とは「エンジン始動後、暖機が終了し時速50〜60kmで走行中、バッテリーが一定以上あるにもかかわらず、EV Readyと表示されず、EV走行に切り替わらない現象」。とします

原因

こちらについては不明なので。この記事では原因にフォーカスして研究していけたらなと思っております。

インターネット上でさまざまな方が情報出していますのでここで2024/08/26(現在)出ている情報を整理しましょう。

現在わかっているEVならない病

現在わかっている事実
  1. EVならない病発症した際は、走行中、アクセルを5秒以上完全に離すことで解消される。
  2. 解消された後、コンビニ等でエンジンを切ると確実に再度、発病する。
  3. 発病しないことがある。
  4. 一度発病から解消するとエンジン切るまでは再発しない。

考察

異常の事実を踏まえた考察をしていきます。もちろん後ほど、OBDで抜き取ったデータをもとにEVならない病についても解き明かしていこうと思っています。(執筆時点では未分析)

まず、事実で既にわかっているお話から。

暖機終了後、時速50kmを超えてバッテリーも十分にあるのにEVにならない際の解決方法はアクセルを5秒以上完全に離すこと、です。

今の段階でEVならない病から脱する方法は以上となります。

解決策が一つだけでしかもアクセルを完全に離さなければいけない(5秒以上も!)のが一番のネックですね。安全に運転したい反面、燃費向上させるためには…と葛藤が生じるところです。もちろん安全運転が最優先ですので、安全確保の上でEVならない病を治療しましょう!

さて、わかっていることの②で「EVならない病解除後、エンジンを切って再度エンジンを入れた際、再度EVならない病が発生する」という事実があります。つまりエンジンを切ると「EVならない病」再発するわけです。

何が言いたいかというと、フリード含めほかの自動車はECUで電子制御されており、各センサーを読み取って(最適な燃料噴射等調整し)燃費向上を図るようにソフトウエアが存在しております。

エンジンを切るとソフトウエアも一度、OFF状態になり、ソフトウエア上で管理されている数値がリセットされてしまうのではないかと思われます。

どの車種でもi-DCDを搭載しているエンジンでは同じような現象が多発しており、エンジン再始動後、EVならない病の再発事例も多い。それは、物理的なセンサーで数値化されたものを基準としているわけではなく、ソフトウエア上で管理されている数値によってEVならない病(むしろバッテリー保護系のプログラム?)が発病している可能性が高いと思われます。

しかしながら、事実3のようにEVならない病が発病しないこともあります。私の推測ですが3速EV走行しており、速度が上がり、5速へ切り替わり、なんやかんやで停車。その後、適当な経緯を踏んで時速50〜60kmになりEVに切り替えても切り替わる雰囲気でございます。

この事実が再現性の高いものであるとするなら、ソフトウエア上で設定されたギアに関わるプログラムが原因でEVならない病が発病している可能性があります。

そして、忘れてはならないのは事実4(一度発病から解消するとエンジン切るまでは再発しない)ですね。こいつがあるから考えが結構厄介です。

仮にソフトウエアでバッテリー保護を行うためにEVならない病を発病するのであれば、1度ではなく、走行中は何度も発病することになりますが、私の経験上は一度のみ。また、ギアの保護の観点からも同じことが言えます。

話がややこしくなってきたので一応整理しましょう。

簡単なまとめ

今までのことを簡単にまとめますと、EVならない病はどうやら物理的センサーで数値化されたものに依存していなさそう。エンジンを切って再度エンジンを入れる(リセットされる)と再発するのでソフトウエア上で設計された何かしらによるものが関わっていそう。

例えばソフトウエア上で設計されたものの推測は「バッテリー保護」「ギア変速の負担軽減(?)」などである。しかし、一度、発病から立ち直るとエンジンを切るまでは再発しない。

つまり、エンジンを切ることでリセットされる何かを探ることが大切になるのかなと思われます。

まとめ

記事も長くなりましたので一旦まとめとします。時速が50kmを超えて走行していてもEVにならないことがFREED HYBRID GB7またはi-DCDのエンジンを積んだ車種に起こる。

EVならない病を発病させてから時速60km当たりでアクセルを5秒以上緩めてEVに切り替わると以降はEV走行が可能である。ただし、エンジンを一度切ってしまい(コンビニに寄った等)、再度エンジンをかけると再度発病する。

といった感じでしょうか。燃費を考えて運転する上ではEVならない病は死活問題なので引き続き分析していけたらなと思っています。

以上参考になれば嬉しいです。

参考資料

  1. https://minkara.carview.co.jp/userid/3356377/blog/45429391/
    ↩︎
  2. https://minkara.carview.co.jp/userid/429093/blog/43985791/
    ↩︎
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この記事を書いた人

どうもこんにちは!marronです!看護大を卒後、地域病院で6年勤め2023年は二人目の娘に恵まれ現在育休中。育休を機にブログ再開。趣味のカメラやPC関連の研究ができたらいいなーと思っております。

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