昔から使っていたDyson V11(以下ダイソン)がとうとうトリガーを握っても時々反応する(吸引する)けど握り続けても吸引し続けてくれない…なんてことになりましたので修理…出すよりDIYで直せそうなら直そう!となった次第です。
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修理をしよう!となった理由
そもそも…うちのダイソン V11の症状って?
今月の頭からでしょうか。満充電で掃除機の中もきれいにもかかわらず、赤いトリガーを握っても最初は吸うけど握り続けているのに吸うのが止まってしまう。握りしめると吸ってくれたり吸わなかったり…というような症状でした。
満充電で掃除機の内側はきれい…でも握っても反応がない
握り初めは吸うけど握り続けても吸い続けない
よくよく見ると赤いトリガーが握ったまま…凹んでいるように見える
以上の症状でした。ネットで調べたところ、Dyson V11は「トリガー折れ」という部品の損傷が原因で壊れることが多いそう。
あまり分解されているブログをお見受けしませんでしたが、動画共有サイトとかで分解動画あるのでよければ見てもらえればいいのかなーと思います。
ちなみにうちのトリガー、しっかりと折れておりました。折れ方が中途半端だったせいか、ゆっくり握っていたおかげか、時々吸ってくれていたみたいですね。
こんなところが折れるなんて…代替品を購入しいざ分解!
いざ分解!
必要なもの
1.プラスドライバー(正式名称はポジドライバー/PZ1)…細軸の長いやつ
2.トルクスドライバー
3.交換するトリガー(互換性品=社外品)
4.ペンチ
5.マイナスドライバーorピンセット
6.新聞紙かタオルか…分解するにあたって埃が出てくるので受け皿的なのがあれば
の3点になります。ダイソンを分解するにあたって、ゴミを捨てて中をきれいにしてから分解すると思いますが、想像以上に分解途中で埃が出てきますので、喘息等ある場合はマスク着用した方が法が身体の為かも。
上で紹介した必要物品の6は必須ではありませんがあると後処理が楽です。ネジがたくさん出てきますので小さなお子様とは一緒に作業しない方がいいでしょう。
参考までの準備品
余談
今回はトルクスドライバーも一緒に買ってますが、次回からはトリガーのみを買うつもりです。Amazonではトリガーのみの取り扱いを見つけられませんでしたが、楽天で買えますのでこちらで買った方がお得かなと思われます。
分解
詳細な分解は動画サイト等で見てください。
うちのダイソンはバッテリー固定式でしたのでプラスドライバーで外しております。
内側は基本的にトルクスドライバーで外せますが、ダイソンのフィルター(紫色)をとってねずみ色の外側に4箇所穴があると思いますが、そこはプラスドライバーです。上記で設置しておいたプラスドライバーはギリギリ中に入りますのでご使用ください。
以下に簡単な手順・ポイントとして参考にしていただけたら。
1、分解していくと白いプラスチックカバーを取り外す必要があります。マイナスドライバーなどでツメを取り外して割れないように気をつけましょう。
2、その後に基盤が「こんにちは。」してきます。基盤に銀色の配線が2本トルクスネジで止められてます。外した後、銀の配線をペンチで曲げる必要があります。
3、銀の配線を下側に曲げたら、基盤から取り外せるもの(銀の配線と一緒に黒色の配線が出てると思います)基板側に白の四角い板がついてますがそれを外します。
4、緑の基盤と本体は外せないのでそのまま取り除くと、銀色の配線と黒の配線が出ている所、実はカバーでマイナスドライバー等で爪を外します。
5、銀色配線と黒色の配線についてるカバーを抜き取るのですが、かなり力もいるし銀色の配線がほぼ真っ直ぐじゃないと抜き取れません。初めての人は丁寧にやる必要がある上、一番つまづきやすいところ。元に戻す時もここが一番時間がかかった。
6、あとは適当な動画サイトで確認くださいませ。
以下はトリガーごと抜き取ってきたやつです。これを抜き取るのも結構、力が入りました。ぶっ壊しそうで怖かったです。
トリガーは簡単に外せます。取り付け時にプラスチック製なのでトリガーを曲げすぎないように注意ですね。
また、これを外すときにトルクスネジ1本で止まってたと思いますが、戻すときはこいつ自体にネジを軽く回してケースに戻したほうがネジを回すのが楽だと思います。
というのもケースに戻すと中が暗くてネジを入れるところがわからなくなります。
あらかじめ軽めにつけておき、ケースに戻した方が作業効率的にいいワケです。
元に戻す
また銀色の配線と黒色の配線をプラスチックケースに戻すのが本当に大変で…3本が重ならないよう且つ銀色の配線はほぼ真っ直ぐに…プラスチックの取り付けケースを押し込みながら取り付けるのですが、押し込むと銀色の配線(途中から黒色の配線)が折れたりするのでなかなかしぶといですが時間をかけて丁寧にやれば戻せます。一番時間がかかりますね。
そして次に時間がかかるのは銀色の配線と基盤をねじ穴に合わせて取り付けるとき。銀色の配線をペンチで、基盤の穴に合うように曲げるのが大変でした。ここも丁寧に曲げる必要がありますね。
しかも取り付けるときにケースと基盤がずれちゃって取り付けにくかった…ケースを載せる台があると楽かも…?自分の足をうまく使って支えてケースと基盤本体を固定、基盤の穴と銀色の配線の穴を合わせてネジを回して…と大変でしたね。
そして一番最後にバッテリーを取り付け動作確認。
無事に吸ってくれまして、トリガーを握ったときに握り具合、戻ろうとする力も感じられ交換してよかったなーとなっております。
まとめ
同じ機種をお持ちの方は是非参考にしていただけたらと思っています。一応、改良型のトリガーとなっているので、壊れにくいとは思いますが、所詮プラスチックなのでまた壊れるでしょう。
Amazonで金属製のトリガーも売っていましたが(もちろん社外品の互換性部品)、そんなに長く掃除機が保つのか、バッテリーも寿命近いんじゃ…などなど色々考えた上つぎ壊れたら交換より新品かなーなんて思ったり。
使えるものは使う主義なのでこれぐらいの出費と時間で治せるなら交換も良いかなーと思いました。
最後まで購読いただきありがとうございました。
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