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iCloudの代わりはこいつで決定!家庭で簡単にできるデジタルアルバムづくり!#1

今回の記事はQNAP NAS(TS-464)の組み立て編part1となります。
前回の続きとなります。

目次

構成は以下の通り。

①NAS……………………QNAP NAS(型番:TS-464)
②HDD……………………IRON WOLF 8TB×4つ(型番:ST8000VN004)
③M.2 SSD………………WESTERNDIGITAL製 1TB×2つ(型番:WDS100T1R0C-EC)
④物理メモリ……………Crucial ノートPC用増設メモリ 8GB×2つ(型番:CT2K8G4SFRA32A)

*上記リンクはAmazonに飛びます。

以上になります。他にも有線LANケーブル(Cat6a)を1本購入しております。場合によっては有線LANケーブルは2本でも良いと思います。

買い揃えた実物がこちら(↑)

総額24万程度です。恐ろしい…ただ、今(2023/10/29現在)のiCloud12TBは月7900円なので単純計算240000/7900=30.3…となるので30ヶ月およそ3年使えば元が取れそうです。それに上の構成はiCloudの2倍の容量の24TBです。それを加味しても3年といわず1.5年で元取れる気がします。(但し24TBは理論値になるので実際フォーマットすると22TB)

全体像だとわかりにくいので一つ一つ見ていきましょう!

QNAP TS-464

こちらが本記事のメインディッシュ!大きさはゲームキューブ1.5個分くらいでしょうか?見た目よりずっしに中に詰まっている感じです。

開封すると中身はこんな感じ(↓)

中身は本体と電源ケーブル1個と謎の小さな箱。箱の中身はこちら(↓)

電源ケーブルとつなぐアダプタとQNAP簡単セットアップガイド、HDD/SSD固定用ネジ、有線LANケーブル1本(規格不明)、保証書でしたね。

大体の有線LANケーブルにはcatが書いてあるのですが付属の有線LANケーブルには何も書いてなく、付属していた取扱説明書の付属物品欄にも規格が書いておらず…別途有線LANケーブルを買っているのでいいですが…余談でした。

そしてQNAP TS-464の本体を見てみましょう!

天板にスペックが書かれたシールが貼ってありました。

上の表だと
・Intel Celeron N5095 quad-core processor , up to 2.9GHz
・2 x M.2 2280 PCIe Gen 3 slots
・1 x PCIe Gen 3 expansion slot
・2 x 2.5GbE/1GbE LAN ports
・1 x HDMI 2.0(up to 4K at 60Hz)

となります。

余談

このTS-464はアタリ・ハズレ個体が一応存在するらしく、CPUのN5095が処理スコアが高いそうです。このシールを見た時あたりだ!と思いましたが、システムコンソールで確認するとN5105とハズレ個体でした。

でもよくよく考えると使用して2ヶ月程度不便に感じたことないですねぇ。処理速度遅いっていわば省エネCPUということなので電気代も抑えられて一石二鳥感はあります。

この画面を確認するまでは自分のCPUが何かわからないので注意しましょう。確実なのは本体の内側に取り付けられているCPUを直で見ることですが、保証外れますし今回はなしで。

取り付けるパーツたち!

まずはNASを運用するのに必要なHDDです!
今回はSEAGATE製のIronWolfと言う製品を買いました。

HDDは色々なメーカーが出しており、使用用途でHDDのラインナップも変わってきます。今回のIronWolfはNAS用に特化して作られており、耐久性・信頼性ともに高いです。
以前にもお伝えした通り運用はRaid5のため性能がいいやつを買いました。

そして、SSDとヒートシンクです。今回はキャッシュ用として購入しました。基本的にはQNAPで設定しますが、こちらのSSDに一度保存され、アクセスが落ち着いた時にHDDへ保存されるという流れになります。
図示すると「SSDに一時保存→タスク空いてる時にHDD保存」 とすると書き込みが早くなります。ロマンを求めて1TBとしてます。なぜ1TBなのかは……ロマンです。

M.2SSDとヒートシンクのイメージ

そして物理メモリーです。初期装備の物理メモリーは8GB1枚となります。いわゆる作業テーブルの広さやまな板の大きさとして例えられることが多いですが、色々なタスクを要求する際にメモリーは多いことに越したことはないということで8GB2枚挿にするため購入。メーカーが違うと動作不良を起こす可能性も考慮し2枚セット購入しました。

組み立て部品は以上となります。

今回組み立てるQNAP TS-464構成のまとめ

QNAP-TS464にIronWolfシリーズの8TB、HDDを4つ入れてRaid5運用。また、物理メモリーcrucial製8GB2枚に交換。また、キャッシュ用にM.2 SSD1TB2枚で書き込み・読み込み速度増加を狙っております。

購入品の紹介は以上となります。記事も一旦長くなりましたので組み立て編は次回とします。組み立て編part1としているのに組み立ての物品紹介となってしまいましたが、次回「組み立て編part2」でお会いしましょう!
多分、組み立て後、設定編となりますのであしからず。

NAS構成の際に検討していただけたらと思います!
以上参考になれば嬉しいです。いつも記事のシェア・SNS等での拡散ありがとうございます!励みになりますし色々な方の意見が聞けて嬉しい限りです。私のためにもなります!

余談

どこに書こうか迷ったので組み立て編のPart1で興味のある方は最後までお付き合いください。
冷却についてです。海外の蒙者は、冷却用ファンをよく冷えるファンに交換する人もいるようです。

というのも、以前のHDD検討の回でお伝えしましたが、HDDは熱に弱いです。また、SSDも熱に弱いです。お互いの耐久性を考えたら放熱させるに越したことはないのですが、CPUを搭載しているため発熱が少なからず起こります。またQNAPの構造上、箱の中にオールインワンで素晴らしいですが一方で熱が篭りやすいという特徴を持っています。

私の家の環境は、現在1歳の娘がいるため勝手に弄られないように小さな本棚に詰め込んでおり(排熱口は開けて)余計に熱が篭りやすい環境にさらされておりますが、2023/11/03現在の室温14度程度ですが、システム温度は36℃程度。

M.2 SSDは2枚とも54℃程度。HDDはばらつきはあるものの47℃前後といったところです。日陰においてあり、リビングの涼しいところにはありますが、本棚から出してあげればもっと冷えるのかなーと思います。唯一の心配は夏ですかね。NAS自体は今年(2023年)の9月から運用しておりますが、その時はあまり温度を見ていなかったので分かり次第、お伝えできたらなーと思います。余談がすごく長くなってしまい申し訳ないです。

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この記事を書いた人

どうもこんにちは!marronです!看護大を卒後、地域病院で6年勤め2023年は二人目の娘に恵まれ現在育休中。育休を機にブログ再開。趣味のカメラやPC関連の研究ができたらいいなーと思っております。

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